バン・ウイング車の査定のポイント
トラックといえばバンやウイング車を思い浮かべる方が非常に多いのではないでしょうか。実際にバイパスや高速道路を見渡すとバン・ウイング車が本当に多いですよね?
今回は全国的に非常に多いバン・ウイング車を買取査定するときのポイントについてご紹介します。
バンは今でも高い需要を誇る
トラックのボデー架装の中でも絶大な人気を誇るバン。その一見普通の箱車にも見えるトラックは汎用性が高く雑貨輸送や部品輸送など幅広い業種に支持されてきました。
それは現在でも同様でトラックディーラーが販売する新車の多くをバンが担っていると言っても過言ではありません。そんなバンを買取査定する際に査定士がチェックするポイントがいくつかあります。
はじめにチェックするのはボデーに大きなへこみや傷がないかということです。バンにとって最も重要なことはボデーの内寸が維持されているかということであるため、内寸が減少する可能性のある大きな傷やへこみは重要なポイントとなります。
次にボデーの内部に付属しているものをチェックします。ボデー内部で重要なのはラッシングレールがついているかどうか、また破損していないかということです。基本的には新車登録時に付いているものがほとんどのため心配することはありませんが、破損していないか一度チェックしておくと良いでしょう。
ウイングはバンのさらに上をいく
ウイングはバンの使い勝手をよりよくしたトラックで、バンと同じく雑貨輸送や部品輸送はもちろんのこと、その他多くの業種にも支持されてきました。その結果ウイング車の納期はその他のトラックに比べて非常に長い場合が多く、「今すぐ使いたい」という方が急増したために需要も高まってきました。
そんなウイングの買取査定時のポイントはバンと同様にへこみや傷、ラッシングの他にもいくつかあります。
まずはじめにウイングを稼働する際に重要であるモーター部分の状態です。使用頻度にもよりますが5~10年くらいで消耗することがあるため、稼働に問題がないかをチェックします。
次にウイングの上部にあるセンタービームのチェックをします。こちらに関してはビーム上のシートに破れがないかをチェックしていますので、買取査定依頼前に破れを見つけた場合は速やかに補習をしておくことをおすすめします。
まとめ
今回はウイングとバンに絞って買取査定時のポイントをご紹介してきましたがいかがでしたか?バンやウイングは非常に人気の高いボデーとなりますので、その他のボデー形状のトラックと比べて比較的高額な査定をされることが多くあります。
今回ご紹介したようなチェックポイントに気を付け、ぜひ買取査定依頼をしてみてください。