冷蔵冷凍車を査定する際のポイント
新車でトラックを注文する際、納期のかかるトラックの代表格が冷蔵冷凍車です。冷蔵冷凍車は、車検証上ボデー形状のことですが、一般的にはひとくくりに「冷凍車」と呼ぶことが多くバン・ウイング車に多く見られます。
今回はそんな冷凍車をトラック買取業者が買取査定をする際、どのような点に注目して査定をするのかご紹介します。
冷凍車にとっての命「冷凍機」、「断熱」
冷凍車はものによって-20℃以下を保つことのできる、食品輸送においてなくてはならない重要なトラックです。そしてあくまで「保温する」ことに特化しているため、庫内で急激な冷凍をすることには向いていません。
そんな冷凍車の保温機能を支えるのは、冷凍機と断熱材の厚さです。冷凍機は大小様々なメーカーがしのぎを削っている結果、各社それぞれ非常に高性能な冷凍機を製造しています。また断熱材に関しては大手バン・ウイングメーカーが耐久性の高い商品を開発しているため、中古トラック市場において高額な取引事例を多く生み出しています。
そのことから買取業者が冷凍車を買取査定をする際重点的にチェックするポイントは、冷凍機の効き具合(不具合がないか)と断熱材の破損がないかという事です。そのため仕事で使う際に問題がない程度であれば高額な査定結果が期待できるでしょう。
買取査定依頼前には徹底的に綺麗にしておく
以前、買取査定依頼をする際にはトラックを綺麗にしておくべきだとご紹介したことを覚えていますか?実は冷凍車の場合、徹底的に綺麗にしておくことで高価買取を実現できる確率が高くなるのです。
なぜなら冷凍車は食品メーカーと取引をして食品輸送をしている場合が多いからです。食品メーカーは運送会社を選ぶ際、イメージ戦略のために商品を清潔感のあるトラックで運ぶことを求めます。
仮に汚れの目立つトラックで輸送すると、最悪の場合出入り禁止になることも珍しくないシビアな世界なのです。そのため買取査定依頼前には外装・内装・庫内・オイル漏れなどをきっちり清掃しておきましょう。綺麗にしておくことでより高額な買取結果につながります。
まとめ
冷凍車を買取査定する際のポイントについていくつかご紹介してきましたがいかがでしたか?高機能である商品だからこそ、高額で取引されます。日ごろのメンテナンスや依頼前の清掃を心がけておくことで、高価買取に繋がります。
綺麗にした後はぜひ買取査定依頼をしてみましょう。きっとその買取価格にびっくりするかと思います。