査定は加減点方式で査定される!
自動車の買取査定を行う際、どのように査定が行われているかご存知ですか?これまでにいくつかのチェックポイントをご紹介してきましたが、これはすべてトラックの買取査定が加減点方式で査定されているためです。今回はどのように加減点されているかをご紹介していきます。
■いくつかの項目に従って加減点をする
トラックの買取を行う査定士の多くはJAAI(日本自動車査定士協会)で講習と試験を終え、査定士証を持っている場合が多く、また査定士協会の査定方法に沿って査定をする買取業者が多いです。
そのためJAAIの査定方法を理解することで自分のトラックがどのように評価されているか分かります。
JAAIの査定方法は基本的に加減点方式で、はじめに決まっている基礎価格から傷の種類やへこみ、車検残月数などを測定して加減点を行っています。その加減点はトラック・乗用車とカテゴリ分けされており、トラックの場合はキャブ・ボデー・足回り等の主要部分を重点的にチェックします。
チェック項目はへこみや傷の大きさ、補修にいくらかかるかを点数として計算しますが、それぞれの項目ごとに詳細な内容がありますので非常に信頼度が高い査定方法であるといえるでしょう。しかしこの買取査定方法の最後に「買取店独自の係数をかけて買取金額を調整する」という作業があるため、ある程度の価格調整があることは頭に入れておくべきです。
■やっぱり車両の需要が重要
買取査定は傷やへこみなどの項目を細かくチェックし、加減点が行われることは理解していただけたかと思いますが、最終的に買取店独自の係数がかけられることも分かったかと思います。
やはりトラックの高額買取は市場に需要があることが前提であるため、需要がない場合は価格が下落してしまうのです。
そしてそのために係数は変化するのです。その場合、需要のないトラックは買取査定額が低いと思いますよね?実はトラックの需要は日本国内だけではなく海外に目を向けると確実な需要がある場合がほとんどで、買取専門業者ごとに得意なトラックの車種も異なるのです。そのため様々な買取業者で買取査定依頼をする事で、係数の高い買取店が見つかることもあります。
根気は必要ですが、「餅は餅屋」というつもりで、自分のトラックを得意とする買取専門業者に査定依頼をしましょう。
まとめ
様々な項目から加減点を行い、最後に買取店独自の係数をかけて買取金額を決定することを理解していただけたかと思います。しかし、自分のトラックを得意とする買取業者に出会わない限り高い係数で買い取ってもらうことはできません。
ぜひ買取依頼の際には複数社に依頼をし、自分のトラックを最も得意とする業者に売却することをおすすめします。