買取査定を依頼するときはやっぱり車検つきがいいの?
中古トラック市場では在庫車を販売する際「車検つき」とアピールすることが多くあります。
それは車検つき=販売しやすいという方程式が成り立つためです。そして車検つきのトラックを販売しやすいということは、商品となる買取車も車検つきの方が高額査定してもらえると一般的には考えられています。
今回は「車検つき」と買取査定の関係についてご紹介していきます。
■車検つきのトラックは高額買取に期待できる?
結論を先に述べますが、車検つきのトラックの方が車検の切れているトラックよりも高く売れます。なぜなら同じトラックでも車検がついているトラックの方が買取後にかかる費用を安く抑えることができるからです。トラックが車検を受けるには、重量税、自賠責保険料、各種印紙代、車検事務手数料、車検基本料金、その他整備等付帯料金がかかります。
その金額は小型~大型まで実に幅広いのですが、大まかに10~50万円程度かかる場合が多く、その費用や手間を販売時に浮かすことができるため、トラック買取業者は車検つきのトラックに高額な査定をするのです。
■車検が切れているトラックの買取価格はやっぱり低いの?
では車検が切れているトラックについては、買取価格が低くなってしまうのでしょうか。残念ですが車検つきのものと比較するとやはり少し低くなってしまうのが現状です。
しかし見方を変えると車検切れの場合の方がお得であるといえます。前項ご紹介したように車検は大まかに10~50万円かかりますが、同じトラックで車検つき・切れの買取査定額を比較するとそれほど大きな差はないのです。
そのため車検切れの場合は車検見積もりを取った上で買取査定依頼をし、費用対効果が高ければ車検を受け、低ければ受けずに売却することをおすすめします。
また買い替え待ちの間に車検が切れてしまった方はもちろんですが、予備車として車検切れの状態で放置してある場合でも有効です。突発的に使用する必要が出てきた際に車検を受けるよりも、売却したお金でトラックをレンタルした方がはるかにお得です。ぜひご検討してみてください。
まとめ
今回は買取査定に関わる車検の有無についてご紹介してきましたがいかがでしたか?トラックに乗られる方はすでにご存知かもしれませんが、トラックの車検には決して安くない費用が発生します。
その費用対効果や買い替えの時期をよく検討して買取査定依頼をすることで高額な買取結果に結びつくでしょう。